なぜ人が怖い元引きこもりがマラソン大会を開こうと思ったのか ─主催者より挨拶にかえて─

この記事をみて下さった方、初めまして!

自分は永田健一といいます。現在、大学3年生で休学してインターン(簡単に言うと就業体験)やバイトをしています。一見どこにでもいそうな学生かと思うのですが、実は元不登校、元引きこもり、対人恐怖症ぎみ(診断は受けていませんが)の人間でした。数年前は調子の悪い時など、駅のホームに立っているだけで周りの目が気になって、手が震えたり顔が引きつったり冷や汗がダラダラ出てきたりしていました。

そんな僕ですが今年の5月17日(土)の13時より大阪城公園で「One for one 大阪城マラソン」というマラソン大会を開こうと思っています。これから短い準備期間ではありますが実行に向けて動いていきます。この記事では、なぜそんな人間がマラソン大会なんていう縁のなさそうなものを開こうとしているのか。その経緯を書いてみようと思います。

 

目次

【なぜ走ろうと思ったのか】

【なぜマラソン大会を開こうと思ったのか】

【なぜOne for oneという形で開催しようと思ったのか】

【最後に】

 

 

【なぜ走ろうと思ったのか】

そもそもマラソン大会を開くという事は、走るの好きなんだろうと思われるかもしれませんが特別好きというわけではありませんでした。高校の時はひきこもりながらも週1回空手道場に通っていたので体力をつける為に「ごくたまに」走っていましたが、大学に入ってからは全く走る事もなくそれどころか運動自体全くしなくなりました。

そんな僕が「走ろう!いや、走らないとだめだ!」と思ったのは、人と接する事がとても苦手な自分を変えたかったし、変えなければいけなかったからです。

 

 2013年の7月頃。

大学に入って寮に住んだりサークルに入ったりして友達も出来、対人恐怖症ぎみな状態も少し改善していました。とはいえまだまだしんどいものがあり、人と接するだけで結構エネルギーを使っていました。

そんな中、当時僕は大学を休学してベンチャー企業でのインターンとレジのバイトを掛け持ちしていました。なんで対人恐怖症ぎみなのに接客のバイト?という感じなのですが、なんとか苦手意識を克服したくてあえてやる事にしたのです。でもキャパが低くて忙しい事に慣れていない事もありいっぱいいっぱいでした。特にインターンの業務の締切が迫ってきた時には中々しんどいものがありました。人と接する事、締切の事、休学してまでやっているインターンで成果をあまり出せていない事、そういったものが重なってバイト先のトイレで何度も「おえっ」って吐きそうになりながら、それをこらえてお茶で胃腸薬流し込んでタイムカードを切っていたりしました。

 

そういう状態がしばらく続いて、精神的に辛くなってきたのでインターンかバイトどっちか辞めないとだめだなと思ったのですが、休学してまで始めたインターンをそうそう簡単に辞めるわけにもいかずバイトを辞めれば人と接する機会が減るしお金も貯まらない。何よりも自分を変えたくてインターンもバイトも始めたのに、今辞めたら逃げる事になる。もうどうすればいいのか分からなかったのですが今のままではだめだ、どうにかしないとと考えていました。

 

そんな時、書店をうろついていた僕はある本に出会いました。

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方

脳を鍛えるには運動しかない!―最新科学でわかった脳細胞の増やし方

 

※立ち読みでいいので読んでみて下さい。 

 

この本を読んで、僕は衝撃を受けました。そこには運動によってストレスや不安、緊張がかなり緩和される事、それどころかうつ病パニック障害ADHD、依存症まで 緩和され、さらに記憶力も向上する事が実例と共に書いてあったのです。 

 これなら今の状況を打開できるかもしれない。自分を変えられるかもしれない。そう思って僕は9月末から走る事にしました。最初は3km、慣れてきて5km、10km、15km・・・。

少し前に、インターン先の会社にこれ以上迷惑をかけたくないと思い結局インターンを辞めていたので負担が減ったというのもあるのですが、まず胃腸薬がいらなくなりました。次に少しずつ吐き気が消えていました。少しずつ元気が出てきてバイト先の周りの人やお客さんとも口下手ながら話せるようになっていきました。

 

 

【なぜマラソン大会を開こうと思ったのか】

走る事で気力が出てくるのを感じました。体が適度に疲れる事で人と接する時に余計な緊張をする事も減りました。もちろん接客する事に対する慣れもあると思うのですが走る事が自分を後押ししてくれたのは間違いありません。

 

僕はこの経験を通じて、他の誰かにも走る(運動する)事の大切さを知って欲しい、体感して欲しいと思いました。じゃあ、どうするか。ウェブサイトやSNSを使って運動に関する情報を発信しようか。走りたい人同士がマッチング出来るアプリを作ろうか。ジョギングサークルを作ろうか。色々考えはするのですがプログラミングなんて全然分からないし、自分の頭の中で妄想するだけで何もやろうとはしませんでした。

 

 

【なぜOne for oneという形で開催しようと思ったのか】

イデアの妄想とレジのバイトとジョギングで毎日が過ぎていった、そんな時Youtubeを見ていて、ある動画を思い出しました。

 

これは僕が高校生で引きこもってた時に見た動画なんですが、改めて見てみてすごく今自分がやりたい事に近い事をされているんじゃないかと感じました。早速Twittterで遠藤さん(動画の男性)をフォローして、主催されているマラソン大会のサイトなども見たりしていました。

 

そんなある時、いつものようにタイムラインに遠藤さんのツイートと共にあるURLが流れてきました。

それは数日後に皇居で遠藤さん主催で開かれるOne for one皇居マラソンに関する記事でした。その記事を読み進めていくと、ある事が書いてあったのです。

 

「第7回を迎える今大会では、皇居(東京)だけでなく、地方での同時開催を呼びかけている。」

 

なに!?これはやるべきじゃないのか!?サポートもしてくれるとあるし・・・。

 

 こう反応すると、早速リプライが。

 

こうして遠藤さんにサポートしてもらい、One for oneという形でマラソン大会を開く事になったのです。

 

 

※ちなみにOne for oneマラソンとは

「競わない、タイムなし、歩いても休んでもいい、遅くなったほうに合わせる、ペアを組んだ二人同時にゴールする」というルールのあるマラソン大会。

 

 

最初はツイートと記事に反応して、とりあえずやってみようという感じだったのでOne for oneという形についてはそこまで考えていませんでした。でもこのルールなら一人で寂しく走る必要もないし、しんどくなっても競争ではないから自分のペースでゴールまでたどり着ける。だから運動を始めるきっかけづくりとしてはいいんじゃないかなと思っています。

 

 

【最後に】

ここまで書いてきた事と矛盾するようですが、運動がすべてを変えてくれるわけではありません。自分が今の状況にあるのはなぜなのか。この状況を変えるにはどうすればいいのか。その答えは人それぞれです。僕にとっては、その問いに対する答えの一つに「走る(運動)」があったという事です。

僕にとっての運動は上のような意味を持っていますが、そこまで考えなくても今回の大会には気軽に参加して頂ければと思います。そしてこのイベントが運動するきっかけになればいいなと考えています。

あなたの参加をお待ちしています!一緒に楽しく走りましょう!

  

 

 イベント詳細

ふだん走ってない方、私と一緒に走りませんか? ゆっくりOK! - One for one大阪城マラソン 5/17(土) #1f1Osaka

 

その他関連リンク

【ボランティアスタッフ募集】 4月27日更新 - One for one大阪城マラソン 5/17(土) #1f1Osaka

One for one 大阪城マラソン #1f1Osaka | Facebook

 

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pihhwcvgoh.nvfegui7899[at]gmail.com ※[at]を@に変更してください